EDじゃない。でも、もうチャンスを逃したくなかった——40歳、俺が開き直った日

東京の夜のホテルの一室、人生の転機の前の静寂

タツヤ、52歳。中間管理職のサラリーマンです。

先に言っておくが——俺は、EDじゃない。

朝、普通に立つ日もあるし、一人で試せば、一応ちゃんとなる。医者に「ED治療が必要です」と言われたこともない。

でも、40歳を超えたあたりから、明らかに何かが違ってきた。

硬さが、昔ほどじゃない。復活も遅い。いざという時、あと一歩のところで踏ん張れない。

「EDってほどじゃないけど、昔とは違う。もしかして俺はこのまま…」——そんな焦燥感を抱えている男は、たぶん、想像以上に多い。

この記事は、そんな俺が、40歳のある日に「一つの薬」に辿り着いた話です。10年以上経った今も使い続けている、その最初のきっかけ。

※本記事は個人の体験・感想であり、効果には個人差があります。薬の使用を検討する場合は、必ず医師の診察を受けてください。

目次

空回りした夜は、何度かあった

正直に書きます。

40歳前後、俺は同じような失敗を、何度か経験していた。

最初は、ちゃんと元気なんです。雰囲気が盛り上がって、「ここからだ」という瞬間までは、むしろ20代の頃とそんなには変わらない感覚で立ち上がる。

でも、40前後にもなると、さすがに若い頃のように、勢いに任せてそこからすぐ——というわけにはいかない。

ゆっくりと、時間をかけて。お互いの体をほぐしていって、相手が最も気持ちよくなる瞬間まで、感度を引き上げていく。その丁寧なプロセスを経ているうちに——だんだん、落ちていく。慣れのせいか、刺激が足りないのか、昔のようには硬さが保てない。いざ本番、という時になって、もう一度立て直さないといけない。でも、気持ちが焦ると余計に立たない。

そして、こういう夜が一度ではなく、何度か続いてしまうと、次に待っているのは心理戦だ。

「今夜もまた、そうなるんじゃないか」
「前戯の途中で、また落ちるかもしれない」

この不安が、また身体を縛る。

気づけば、立ち上がり自体が遅くなる。昔はすぐに反応したはずの場面で、頭が先に考えてしまう。「今日の俺は、大丈夫なのか」と。身体はその声をちゃんと聞いてしまう。

——身体の問題じゃない。心の問題が、身体に出ていた。

でも、結果として現れるのは、どちらにせよ“空振りの夜”だった。

そういう時、決まって挽回のチャンスは巡ってこない

ホテルの部屋でベッドの端に腰掛け頭を抱える40代男性、背後にシーツに包まれた女性の後ろ姿

落ちてしまった時、俺は決まってこう呟く。

「あれ?ちょっと飲みすぎたかな」
「今日は少し疲れてるのかもしれない」

そんな言い訳をしながら、なんとか復活を待つ。でも、思うようにはいかない。

そして——こういう時の女性の反応は、だいたい決まっている。

「無理しなくていいよ」
「疲れてるんだよ、今日は」
「こうしてるだけで、私は幸せだから」

優しい言葉なんです。しかも、本心からそう言ってくれている。

俺が夜を過ごす相手は、行為だけを目的に口説いた相手じゃない。それなりの誠意を持って、きちんと向き合っている女性たちだ。だから、うまくいかないからといって、邪険にされることはない。むしろ、気遣ってくれる。

でも、だからこそ、辛い。

優しい言葉の裏で、確実に相手をがっかりさせているのは、俺には分かっている。「期待させて、応えられなかった」——この事実だけは、どんな言葉でも覆らない。

そして、こういう夜を過ごしてしまった時、”挽回の機会”は、ほとんど訪れないまま終わる。

関係が終わるわけじゃない。連絡も続く。でも、あの”その時”の温度感は、もう二度と戻ってこない。一度冷めた夜は、もう温め直せない。これが、40代の現実だった。

「次また頑張ろう」が許されない場面は、40代になると意外と多い。相手にも仕事にも家庭にもタイミングがある。一度失敗すると、そのまま関係が終わる。終わらないまでも、次に繋がる保証は、どこにもない。

そう、失敗は許されないのだ。

だから俺は、本気で調べ始めた。

サプリ、増大薬、ED薬——何が本当に効くのか

最初に目に入ったのは、勃起力回復を謳うサプリだった。マカ、亜鉛、アルギニン、シトルリン。精力剤と呼ばれるもの。ドラッグストアでも売ってる、手を出しやすいやつ。

次に目にしたのは、いわゆる「増大薬」。大きくなる、太くなる、長くなる——そういう触れ込みの、怪しげな通販商品。広告はよく見る。でも、レビューを読み込むと、どうも眉唾が多い。

そして、もう一つの選択肢がED薬だった。

バイアグラ、シアリス、レビトラ。名前は知っていたけれど、「EDの人が飲むやつ」というイメージが強くて、自分には関係ないと思っていた。

でも、調べれば調べるほど、見えてきたことがある。

  • サプリは「栄養補助食品」。即効性を期待する薬ではない。飲み続けて、体質改善的に効くかどうか、という世界
  • 増大薬の多くは、効能の裏付けが薄い。そもそも日本で承認されている医薬品ではないものがほとんど
  • ED薬は、医師が処方する医療用医薬品。仕組み(血流改善)も効き方も、きちんと研究されている

つまり、「本気で結果を出したいなら、選択肢は事実上、ED薬しかない」——これが、俺が辿り着いた結論だった。

もちろん、ED薬には副作用もある。頭痛、顔面の紅潮、鼻詰まり。ごく稀には重大な副作用もある。特に心臓病で硝酸薬(ニトロ)を飲んでいる人は、併用すると命に関わる。これは絶対に押さえておくべきことだった。

それでも、医師の診察を受けて、処方を受ける分には、管理された範囲で使える薬だということが分かった。

俺は、「やるならこれだ」と思った。

“これは絶対に逃せない”夜が、近づいていた

夜の高級レストランで男の肩越しに見える、ドレス姿でワインを口元に運ぶ女性のシルエット

タイミングというのは、勝手にやって来る。

調べ始めてしばらく経った頃、「これは絶対に逃したくない」という予感のある相手が、視界に入り始めた。

流れが良かった。会話のテンポも、雰囲気も、視線の置き方も。

俺にはわかっていた。
——次、ちゃんと攻めれば、落とせる。

40歳を超えて、こういう「確信」は、若い頃のようには湧いてこない。だからこそ、この流れが来たら、絶対に逃してはいけない。

でも、同時に、不安もあった。

あの何度かの夜の記憶が、頭の中で明滅する。またあの状況になったら?また失敗したら?

もしここでまた失敗したら、今度こそ、恐らく俺は、一生後悔するに違いない、そんな確信が、自分の中にあった。

“不安を抱えたまま、その夜に臨む”——それだけは、絶対に避けたかった。

迷っている時間は、もう無かった。

俺が選んだのは「最も効果が期待できるもの」だった

結論から言えば、俺はED薬を選んだ。

理由はシンプルだった。

「最も効果が期待できるものを、最も安全な形で使いたかった。」

それ以上でも、それ以下でもない。

サプリには、即効性がない。増大薬には、裏付けが薄い。怪しいものに数千円を積み上げて、結局効かずに終わる——そのほうが、よっぽど怖かった。

一方で、ED薬は医療用医薬品だ。処方には医師の診察が必要で、医師が持病・併用薬・体の状態を確認した上で出してくれる。リスクを説明してくれる。管理された状態で使えるというのが、俺にとって一番大事だった。

もちろん、「EDじゃない俺が、ED薬を飲んでいいのか?」という迷いはあった。

でも、調べていくうちに気づいた。ED(勃起不全)の定義は思っていたより広くて、「硬さが不十分」「途中で落ちる」「満足な性交が継続できない」も含まれる。俺の状態は、医学的には軽度のEDに該当する可能性が十分にあった。

「EDじゃない」というのは、あくまで俺の自己認識だった。医師が見たら、違う判断をするかもしれない。

だから、医師のところに行こう、そう決めた。

上野のクリニックで、3種類のジェネリックを手にした日

当時はまだ、オンライン診療なんて一般的じゃなかった。スマホでポチッと医師面談——そんな時代じゃない。

俺が見つけたのは、上野にあった小さなED専門クリニックだった。駅から少し離れた、雑居ビルの中。今は、もうそこには無い。数年後、通りがかったら看板ごと消えていた。

(余談だけど、今から始める人は、必ず認可されたクリニックか、信頼できるオンライン診療サービスを選んでほしい。街の怪しいクリニックに行く時代じゃない。便利で、安全で、家族にもバレないサービスが、今はたくさんある)

ビルの前で、何度か引き返しそうになった。入るところを誰かに見られたらどうしよう——そんなことばかり考えていた。

でも、ここで引き返したら、あの何度かの夜の自分のまま終わる。

次は絶対に失敗するわけにはいかないのだ。俺は自分にそう言い聞かせて、意を決してエレベーターを上った。

中に入ると、俺と同じくスーツ姿の男性が2名座っていたが、滞在時間は診察・会計も含め10分前後だったので特に気にはならなかった。

問診は、拍子抜けするほど事務的だった。医師は淡々と、バイアグラ・シアリス・レビトラの違いを説明してくれた。効き始め、持続時間、食事の影響、副作用——一通り聞いて、持病の確認、飲んでる薬の確認(俺はどちらも該当なしだった)。

そして医師は言った。「ジェネリックなら、正規品の半額以下で試せますよ。

迷った末、俺は3種類のジェネリックを少量ずつ買った。どれが自分に合うか試したかったし、一度の来院で完結させたかった。

紙袋を手に、夕方の上野を歩いた。重かった。錠剤そのものの重さじゃない。これからの10年以上を変える、最初の重さだった。

そして、絶対に逃せない夜を、俺は確実にモノにした

朝のホテルの寝室で窓辺に立ちコーヒーを飲む52歳男性、背後のベッドにシーツに包まれた女性、テーブルに2人分の朝食

そして、その夜は、やって来た。

俺が最初に選んだのは、バイアグラじゃなく、レビトラだった。

理由は明確だった。食事やお酒の影響を受けにくく、硬さと持続時間のバランスが一番良い——調べた結果、レビトラがそう評価されていた。絶対に失敗したくない夜に、相性のブレが少ない薬を選ぶのは当然だった。

俺は、最初の一錠から、最も勝率が高い選択肢を選んだ。


不安が無かったかと言えば、嘘になる。でも俺は、「半信半疑」では臨まなかった。

「絶対に効くに違いない。だから大丈夫だ」

そう自分に言い聞かせた。今夜は、勝つ前提で挑む。それが、薬を最大限に活かす唯一の心構えだと思った。

服用は、説明書通り。早めに、確実に、ちゃんと飲んだ。食事もお酒も控えめにした。万全の態勢でその瞬間を迎えた。


部屋に入り、二人の時間が始まったあたりから——確実に、変化を感じていた。

身体の中で、何かが静かに切り替わる感覚。立ち上がりの早さ、確かな硬さ、それらが自分の意思とは別に、勝手に整っていく。

——お、これならイケる。

肌で確信した瞬間、俺の中の不安が一気に消えた。
あとはもう、考えなくて良かった。

俺は、行為に没頭した。

正直に言うと、その夜の細かいことは、あまり覚えていない。夢中だったからだ。あれこれ計算しながら動く必要がなくなった——それが、薬がもたらしてくれた一番の贈り物だったのかもしれない。


ただ、確実に言えることがある。

持ち時間が、明らかに長くなったことだ。

俺は普段、どちらかと言えば早漏気味で、特に1回目は早い。でも、その夜は違った。1回目から、信じられないくらい長く、深く、繋がっていられた。

そして射精後も、少し待つとすぐに復活してくれた。だから、安心して相手を気持ちよくさせる時間に充てられた。愛撫に、ちゃんと心を込められた。焦って次に行く必要が、どこにもなかった。

ちょうどいいタイミングで、2回目に突入できた。その2回目は、さらに長かった。自分でも驚くくらい、相手を満足させられている手応えがあった。

結局その夜、俺は4〜5回繋がった。すべて、かなりの長時間プレイだった。たぶん2回目か3回目は、30分以上、ピストンを続けていたと思う。


相手の反応は、はっきりと覚えている。

——すごい。
こんなの、初めて。

心からの言葉だった。表情も、声も、演技じゃないことが分かった。

その夜、俺は完全に、彼女を掌握した。

それまで何度か空振りしていた俺が、一晩で立場を逆転させた。あの「無理しなくていいよ」という優しい言葉とは、まったく別の世界がそこにあった。

まさに完全勝利、完全復活だ。

——これは、もう手放せない。

ベッドの中で、俺は静かにそう確信した。

※本記事は俺個人の体験・感想です。効き方や持続時間、副作用の出方には大きな個人差があります。同じ薬を飲んでも、まったく違う反応をする人もいます。ここに書いた回数や時間は、あくまで俺の場合であって、薬の効能を保証するものではありません。気になる方は、必ず医師の診察を受けてください。

あれから10年以上。今、言えること

あの夜から、10年以上が経った。

俺は52歳になった。3種類のED薬を飲み比べて、シーンによって使い分けるスタイルが確立した。クリニックも当時の上野から変わり、今はオンライン診療で済ませている。自宅で医師に繋がって、薬が届く。あの頃のプロセスが嘘みたいだ。

使い続けて気づいた、一番大きな変化——それは、「使わない日も、以前より元気」になっていることだった。

いざとなれば、アレを飲めばいい」という心の余裕が、プレッシャーを消す。プレッシャーが消えると、身体が自然と動く。身体の記憶と、気持ちの余裕が、噛み合っていく。そういう感覚がある。

そして、もう一つ。

「チャンスに応えられる自分でいる」ことは、想像以上に人生を明るくする。

自信が戻ると、表情が変わる。表情が変わると、周りからの見られ方も変わる。仕事でも、家庭でも、立ち振る舞いに余裕が出る。夜の話だけじゃない。昼の自分も、変わっていく。

これは、俺が10年以上使い続けてみて、実際に起きた変化だ。誰にでも同じことが起きるとは言わない。合う人には合うし、合わない人には合わないかもしれない。でも、合ったときの変化は、本当に大きいと思う。何よりも、52歳になった俺が、未だにひと回りほども年下の彼女と繋がっていられること、満足させてあげられているという事実が、噛み合った時の変化の大きさを証明しているのだと、俺はそう思っている。

あの頃の俺と、同じ場所にいる、あなたへ

夜の書斎でデスクライトの下、万年筆でノートを綴る52歳男性、傍らに男女のツーショット写真フレーム

EDじゃない。でも、昔より弱くなった気がする。チャンスで空振りが続いている。そんな場所に立っている人に、伝えたいことがある。

遠慮しなくていい。

「EDじゃないのに薬に頼るなんて」と思う必要はない。硬さが不十分、中折れ、復活が遅い——これらは医学的には”軽度のED”に入る可能性がある。医師が見たら、処方を検討してくれる可能性は十分にある。

まずは、医師に相談してみてほしい。オンライン診療なら、自宅で、5分で、話ができる。持病の有無や飲んでる薬をきちんと伝えれば、医師があなたに合うかどうかを判断してくれる。

特に、心臓病で硝酸薬(ニトロ)を服用している人は、ED薬との併用は絶対にダメだ。これは命に関わる。だから、必ず医師の診察を経て処方を受けてほしい。個人で通販や個人輸入に走るのは、俺はおすすめしない。

その上で、医師が「使っても問題ない」と言ってくれたなら——

一度、試してみる価値はある。

俺は試した。10年以上経った今、あの日、上野のエレベーターを上った自分を、心から誇りに思っている。

チャンスを逃すな。未来は、必ず、明るくなる。

※本記事は個人の体験・感想です。効果には個人差があります。服用を検討する場合は、必ず医師の診察を受けてください。


関連記事

今後公開予定

  • ギターを弾く自分の動画で気づいた——AGAをやめて、戻った男の話
  • ED薬12年でいくら使った?サラリーマンのリアル支出
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

52歳、中間管理職のサラリーマン。40歳でED薬と出会い、12年。愛する女性を、誰よりも深く、強く、長く悦ばせ続けてきた、男のリアルを綴る。

コメント

コメントする

目次